「今夜はナゾトレ」に出演・出題しているパズル研究者の東田大志さん。テレビで出題される漢字パズルは難しいと思ってしまいます。私だけでしょうか?
日本では東田大志さんだけが、パズル学を修めているそうですが、どういう事なのでしょうか。この方のプロフィールが気になり調べてみました。
東田大志さんがパズル学にのめり込んだきっかけは?
東田大志さんは、1984年に兵庫県でお生まれになり、今年35歳ですね。
小学校2年の時にお母様から買っていただいたパズル本が、いきなりど真ん中にきて熱中するようになってしまったのだとか。この出会いからクロスワードパズルや図形などの解いていくパズルに夢中になっていきます。
そして進学した甲陽学院中学校・高等学校でも、パズルをやり過ぎたのか成績は振るわなかったそうです。
関東の私は知らなかったのですが、甲陽学院中学校・高等学校はとてもレベルの高い私立なんですね。兵庫県でもトップクラスの学力だそうです。
とうとうパズル好きが高じて中学3年生になると、パズルを自作するまでになってしまったとか。のめり込んでますね。
しかも高校生になってからは、自作のパズルをクラスメイトに売っていたなんていうオチャメな過去も。
本当に高校3年生の夏休みまで勉強しなかったというのですが、私立の進学校って成績下がると居辛くなるというではないですか?
学校によってはやんわりと転校を促されるとか、、、。東田大志さんは勉強しなかったといっても底辺の成績までは落ちなかったのではないかなぁと思いました。
勉強しなかった東田大志さんが勉強しはじめたのは高校3年生の夏休み。高校3年生の夏休みといえば、もう大学進学するなら勉強始めても遅い時期ですよ。それなのに夏休みに1ヶ月間集中して勉強頑張ったら、偏差値が20も上がったんだとか、、、あぁ本当は頭良かったんですねぇ(遠い目)。
wiki見ると+20で偏差値90って、、、元々70あったんじゃないですか(笑)勉強してなくても70なんだ、、、。OTZ
結果、難関の京都大学法学部に現役入学してしまったのです。
大学院で日本初のパズル学を極めて博士に
京都大学法学部に現役入学、おめでとうございます。
普通ここで終わりますよね。パズルは趣味にしようとか落ち着きますよね。
東田大志さんは違いました。
京都大学に入学してから自身でパズル同好会を創設。パズルをもっと普及させたいと思い立ち、2007年からキャンパスや街頭に立って自作のパズルを配り始めます。ペンネームの「ビラがパズルの人」はここからきているそうです。
理由は、パズルを全国に普及させるため。この方は血管の中にパズルが流れているのでしょうか?
なんとパズル研究のため入学した法学部から、同じ京都大の総合人間学部に転学までしてしまします。その後も進学した京都大学大学院の人間・環境学研究科博士課程でもパズルの研究を続けて、日本で唯一の「パズル学研究者」になってしまうのです。そしてパズル学で博士号を取得します。
パズルは遊びじゃない?新しいパズルも開発しちゃう博士
東田大志さんは2011年から、大阪商業大学のアミューズメント産業研究所の研究員になってます。この研究所は、人類の長い歴史において人間が営んできた娯楽や遊びのあり方を通して政治的、社会的、経済的な効果を研究する機関だそうです。
もう、私には理解できる範疇を超えました。ただ判る事は、この方の何割かは確実にパズルでできています。ここまでまとめましたが、凡人にはついていくのがやっとです。
しかし、東田大志さんは本当に常人には理解出来ない存在なのでしょうか?
天才には違いないのでしょうが、Twitterやブログを覗くと意外な一面が見えて来ました。
Twitterの「世界中をパズルのビラ配りで回っています。」という自己紹介は、もうすでにある意味想定内ですが、ブログに「アフリカに行くボランティア」という書き込みがあります。
そしてブログには、熱くても寒くても、パズルのビラを配るために、日本全国に赴いている東田大志さんの姿があります。
強い信念がある方なのでしょう。
また、ツイッターで幾何学の問題の回答をやっていらっしゃいますね。そんなところが人気なのかもしれません。
Twitterの内容がところどころ、凡人にはさっぱり判らない次元ですけどね。
とうとう、最新数字パズル「KAKU」というものを造り出したそうですが、もう未知の領域です。
大きな正方形を指示に従いながら、三角形や四角形などの図形に分割するパズル
たぶん教えていただいても、わかんないです。ごめんなさい。面積迷路はやった事あるんですが、似てますかね?ぶっちゃけ数学は得意じゃないんですよ、共通一次のときは、、、ゲフンゲフン。
いやいや、平面幾何学の定理の1つである「チェバの定理」をペンネームに使っていらっしゃるだけのことはありますね。
今回の「今夜はナゾトレ」の問題はどこまで解けるかなぁ.今から楽しみです。